豪華客船飛鳥の旅


最初で最後? の乗船・・・客船飛鳥



 豪華客船飛鳥でほんの短い船旅を経験して後悔(航海ではない)していることがあります。
 船の中で催された数々のイベント毎に写真をたくさん撮っておけば良かったということです。
 それほど一瞬一瞬の有意義な時間が重ね合わせられた旅でした。



 私の旅には、贅沢と言う言葉は見当りありません。

 大昔に行った、10日間九州まるごと2万円の旅(後で掲載されるかも)をはじめとして、ユースホステルや民宿の旅が多かったのです。

 たった1泊ですが、《飛鳥》の乗船が旅のイメージを変えてくれました。


 乗船する前は、カジュアルだ、フォーマルだと、服装その他で規制も多く、退屈で船酔い の旅行になるかと思いこんでおりました。ほんとの貧乏性なんでしょうけどインスタント 食品も持参しようなどと考えたりして・・・

 四日市港から飛鳥が出航した瞬間、私の姿は7デッキで開催されていたセイルアウェイ パーティにはありませんでした。ワイン片手のパーティは、どうも性に合わないと思い、 風呂好き温泉好きなために10階のジャグジー付き、サウナ付きの大浴場に知り合いと 二人だけで浸かっていた私は、実は出航にはじめ気づきませんでした。全く静かで揺れ なくて、乗船の時に戴いたシャンパンが思いきり残っていたからです。汽笛とディーゼル のエンジン音だけが《飛鳥》の出航を改めて教えてくれました。

 その後、客室係(世界民族大集合的)、キャストの爽やかな接客態度に包まれて・・・ ゴルフ練習あり、図書館での読書あり、本場カジノの教室あり、豪華ショーあり、映画館 あり、生演奏あり、コーヒー・ケーキ食べ放題あり、さすがにプールには入れなかったも のの、真夜中2時過ぎまでサッカー(?) とダブルスの卓球に興じ、船内4階から11階の 屋上まで飛び回って過ごしました。この船は酒類以外は、みんな無料なんです。

 “毎日ご飯派”であり、温泉地は行き来をしていましたので和食はよく味見をしましたが、 洋食は何を食べても全く分かりませんのでここでは省きます。堅苦しくはありましたが何か 凄い訳の分からないものものを食し、そのあおりの雰囲気でワイン大瓶3本を2人であけて しまったのは覚えていますが・・・

 静かな船室で朝を迎え、7デッキの一周370mのジョギングコースを軽く走ったのを かわきりに、2時にベイブリッジをくぐるまで、面接で選ばれたに違いないギャルの司会での ビンゴなどなど(100人くらいだったでしょうか、女性スタッフはみんな輝いてました)、 退屈なんて冗談でも言えない約1日(計22時間)を過ごさせてもらいました。
 日本人の旅行のスタイルである、『この際だから何でもかんでもやる、まわる』とは違う、 心のゆとりのある有意義さが船旅にあることをはじめて知ってしまったのです。

 今までは年寄りくさくってとか、退屈でとか、揺れて酔うだとか、思いこんでいたもの は一掃され、是非機会をつくってもう一度と思っています。

 それからもう一つ、今の船はちっとも揺れないんですね。夜中の1時に大風か大波で船が 傾いて、フィットネスセンターでサッカーをしていたのですが、ボールが広い部屋の隅から 戻ってこないんです。何回も取りに行くことになりましたが、風が止んでも傾きはいっぺん に戻らず徐々に船を立て直すらしいのです。フィンスタビライザーという装置が付いていて 安心なんだそうですよ。

10デッキのジャグジー 5デッキのダイニング 優雅な船体


 11デッキのミニゴルフ場にて   横浜に入港



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