下郷のお祭り




伊奈町下郷で伝統の祭事です(4月14日)



下郷農村センターを出発し、行列は5時間以上をかけて町内を練り歩く



 「下郷のお祭り」について

 春祈祷祭といいまして、毎年4月16日に行なわれるのが恒例でしたが勤め人が増加した現在は 参加者の利便性を考慮して最寄の日曜日に実施するようになっています。(10年位前から)

 当日は、氷川神社の関山宮司による厳かな神事で五穀豊穣、厄除け等が祈願され、その後、清められた 雌雄の獅子頭をかぶった地区代表が、先頭で帯刀、ほら貝持参の天狗がお払いをした道を、触れ太鼓と ともに多くの参列者を引き連れて、7つの地区を巡回します。 

 別名、獅子から「おしっさま」とも また、「ふせぎ」とも呼ばれます。
今でもそうですが、流行り病、天変地異等人知の計り知れない災難をふせぐという意味と思われます。 この祭りが、いつ始まったかは定かではありませんが、少なくも2,3百年はたっていると思われます。

 行く先々や、途中の道端では、獅子頭の前垂れをかぶせてもらおうと多くの人が待ち受けています。 これをしてもらうと、子供から大人までその年一年の無病息災にあやかれるとの言い伝えがあります。
 そんな大人たちの気持ちも伝わらない子供たちはただただ怖がって、泣き出したり、逃げ回ったりした ものですが、今では、テレビでもっと怖い怪獣物を見慣れているせいか平気の子が多いようです。

 さて、各地区では毎年の当番が決まっていて、お酒や、てんぷら、煮つけ物などを出して最大限の もてなしをします。ご馳走になったあと、先導役の天狗(次の地区の組長、自治会長が担当する)が、 御礼とその地区の繁栄をかねて万歳三唱をして順次巡回が進んでいきます。
 お酒に目の無い人は、振舞い酒に気分を良くし、祭りの雰囲気も手伝ってか、ついつい飲みすぎて 途中でダウンといった光景も多く見られましたが、これまた、いまでは、ほとんど見かけなくなりました。

下郷 青木久男氏(町議会議員) presents










伊奈南通信  トップページへ